塊根植物植物っていったいなんなの?

育て方

 

みなさまこんにちは!

家で観葉植物を50鉢以上育てている、観葉植物大好き女子

ぷいです!

 

 

 

突然ですがみなさま

 

塊根植物ってご存知ですか?

 

またはコーデックスともいわれるものです!

 

観葉植物に色々と興味を持っていくと、お店や本などで

塊根植物というキーワードを見かけることもあるかもしれません

 

私も塊根植物という存在は、観葉植物にはまってから随分経ってから知った存在で

知ってからは、

 

もっと早く知りたかった!!!!!

と思うほど観葉植物とはまた違った魅力のある植物なんです✨

 

この記事を読めば

 

  • 塊根植物が何かわかる!
  • 塊根植物の魅力が知れる!
  • 塊根植物が欲しくなる!

 

こと間違い無いので、ぜひ最後まで読んで塊根植物の虜になっちゃってくださいね!

 

 

塊根植物とは?

 

まず塊根植物(コーデックス)というのは、植物の根に水分や栄養を貯めることができる多肉植物の仲間です

 

この塊根というのは、植物がデンプンや水分を貯めることができる場所のことで

サツマイモも、この塊根部分を私たちは食べています!

 

塊根植物の自生地は、マダガスカルや北米・南米・アフリカなどに生息しており、乾燥に強い性質があります

水分を貯めることができる様に進化した植物なので、見た目はとっくりの様に、ぼてっと・ガシッとしている見た目が特徴です

 

ですがどれも本当に芸術品の様な、アートの様な美しさがあり、愛好家やコレクターも多く

マニアックな人はとにかくマニアな魅惑の植物です!

 

 

また、成長時期によってもタイプが3種類あり、

暖かい時期に成長する「夏型」と、寒い時期に成長する「冬型」と、温暖な時期に生育する「春秋型」の3つがあります

 

それぞれ…

  • 「夏型」は4月から10月が成長期で、11月から3月は休眠期
  • 「冬型」は11月から3月は成長期で、4月から10月は休眠期
  • 「春秋型」春の3月から5月くらいまでと、9月から11月くらいまでの年に2回の成長期があり、真夏、真冬は休眠期

 

基本的に成長期はしっかりお水はあげますが、休眠期には水やりを控えめに、場合によっては断水気味にします

ですので育てる塊根植物が、夏型か冬型か、春秋型かはしっかり知っておきましょう!

 

 

塊根植物とコーデックスの違いは?

 

塊根植物とコーデックスが別物と思われる方もいらっしゃると思いますが

 

塊根植物とコーデックスはイコールです。

塊根植物と呼んでも、コーデックスと読んでも同じです!

 

また、塊根植物の愛好家たちの間では、塊根部分は先ほどもご紹介した様にサツマイモと同じ部分であることから、という呼び方もされている様ですよ…笑

 

 

育てかたは意外と簡単?

 

そんな塊根植物ですが、その見た目から育てるのがとても難しそうですよね…

 

普通の観葉植物や多肉植物と違った環境で育ててあげないとダメな気がしますが、

 

意外と大丈夫なんです!

 

ただ、普通の観葉植物の育て方というより、多肉植物の育て方をベースにより気を使ってあげる感覚で良いと思います

 

塊根植物を育てる上で注意すべきポイントは…

 

★水のあげすぎ・湿気・日光

 

です。これらについては、塊根植物の原産地である地域を思い浮かべていただくと想像がつきやすいかもしれません。

 

塊根植物の自生地は、乾燥した気候によって半砂漠といった厳しい環境の場合も多く

そのため、塊根植物はカラッと乾燥していて・天気も良く日当たりが良い環境でも育つ様な、タフな性質を持った植物です

そのため、乾燥に耐性がありますが、水でずっと湿っている様な環境や、日当たりが悪い環境では生育が悪くなってしまいます。

 

成長期には雨よけができる日当たりの良い野外に起き(雨による加湿を防ぐため)、土が乾いたらたっぷりと水をあげます。

また、冬場は日当たりの良い室内に取り込み、控えめな水やりに移行していきます。

 

塊根植物は、多肉植物の一種なので乾燥に強く日光が大好きです

ですので塊根植物を育てていく上では水のあげすぎや日当たりなんかを特に注意してあげれば

何十年と楽しむことができるパートナーになるでしょう!✨

 

 

一体どんな種類があるの?

 

塊根植物といっても、とても様々な植物があります!

同じ塊根植物でも、本当に様々な形があり、選ぶのがとっても楽しいです!

 

また、塊根植物の種類をご紹介する上での前提知識として

 

◯◯属というのが出てきます

 

◯◯属というのは、より詳しいグループ分けのことです

 

塊根植物の中の>パキポディム属の>グラキリス

といった様に◯◯属の中にも様々な種類があります。

 

難しく考えずに小学校のクラス分けの様な感覚で知っておいてください!笑

 

そんな〇〇属について少し知っていただいた上で、塊根植物の中からオススメな種類をご紹介して行きます!

 

パキポディウム属

 

パキポディム属とは、塊根植物の中でもとても人気のある種類で、

大きな塊根部を持っていたり、太い幹を持っているバラエティーに富んだ塊根植物です

 

パキポディウムはどの品種も生育が遅く、数年で数センチという単位で徐々に大きくなっていきます

そのため、大きなものは非常に年月をかけて生育したものなので高価で価値の高いものになっています!

 

 

パキポディウム・グラキリス(一番有名で人気が高い)

 

こちらの品種は塊根植物の中でも最も人気のある品種

大きく丸みを帯びた塊根部に太い茎が伸びる形状をしています

その茎部分に楕円形の葉っぱがつき、下の塊根部分の力強さと茎部分の繊細な葉っぱとのコントラストが魅力的な品種です

こちらの品種も湿度に弱いので、水のあげすぎには注意が必要です!

 

パキポディウム・恵比寿笑い

 

こちらの品種は横に平べったく広がる塊根部がに小さな葉がつくユニークな見た目をしています

まるで根元で切られた大木を思わせる、太くて低い塊根部は1年に数ミリほどしか成長しない価値の高い品種です

湿度と寒さに弱いため購入した際は水のあげすぎや、置いてあげる環境の温度には注意しましょう!

 

 

アデニウム属

 

アデニウム属も塊根植物の中では有名で人気のある種類です

アデニウムは砂漠に自生しており、美しい花を咲かせることから

「砂漠のバラ」と呼ばれています

パキポディウム属に比べるとボリューム感が控えめで、安価に手に入れられるのが特徴です

 

アデニウム・アラビカム

 

アデニウム属のアラビカムという種類は、アラビカムのかなでも一番有名でよく見られます

太めの幹から、楕円型の葉が次々と出てくる塊根植物らしい種類です

また、塊根植物の中でも比較的簡単に育てられることから、数多く出回っており、安価に購入することができますので

塊根初心者にはとてもオススメです!

 

また、写真の様なお花も楽しむことができるのでとてもワクワクしますね!

ちなみに私も初心者の時からアラビカムを育てていますが、今でも元気に育ってくれています。

 

サルコカウロン属

 

サルコカウロン属は分厚く光沢のある表皮を持ち、種類によって個体差はありますが、針を持つ太い幹を伸ばしていく塊根植物です

自生地は砂嵐が起きたりとても乾燥する場所なので、表皮が硬くガチッとした見た目をしていますが幹から繊細な葉が出てくる美しい種類です

 

また、サルコカウロンの魅力は何と言っても美しい花が咲くことです

品種によって花の色は異なりますが、どの種類も大きく立派なお花を咲かせます!

 

自生地に住む先住民が枯れたサルカウロンの茎を燃やし、よく燃えたことから

「ブッシュマンキャンドル」という英名もあるんですよ!

 

サルコカウロン・パターソニー

 

サルコカウロン・パターソニーは太い幹に繊細な葉っぱを持ちながら、大きな針が無数についているサルコカウロンの種類です

また、パターソニーは、薄ピンクの繊細な花をたくさん咲かせる魅力的な種類です!

 

 

サルコカウロン・ムルチフィズム

 

こちらの品種は、繊細な葉っぱがとても美しくさらに花が魅力の品種です

こちらと、先ほどのパターソニーとの違いは針がないことや、葉っぱの形などが挙げられますが

パターソニーよりも柔らかい印象です

 

サルコカウロン属ともなるととても魅力的な品種ですが、なかなかホームセンターや園芸店でも出回っていないため、比較的高価になりがちです

専門店やネットでの購入をオススメします!

 

 

アデニア属

 

アデニア属は、比較的大きなの葉っぱをつけるものが多く、なかにはツル性の枝を伸ばす品種も見られます

またアデニア属の特徴では、体表の上部分が緑色、根元の方が白くなるといった色のバイカラーの配色になる面白い品種です

アデニア・グラウカ

 

こちらの品種は、5つの葉っぱが一つになった様な形の大きな葉っぱがたくさん楽しめる品種です

成長すると、茎がぐんぐんと伸び成長が楽しめます

塊根部分も緑と白のツートーンになっており、まるで陶磁器の様に美しいんですよ!

 

アデニア・グロボーサ

 

こちらの品種は、先ほどのグラウカと見た目も全然違います

塊根部が成長に伴ってゆっくりではありますが大きくなっていきます

また、ゴツゴツとした突起が出てきて岩の様な面白い見た目にもなっていきます

さらに棘が無数の生えた茎がぐんぐん伸び、葉っぱも茎に生えてきますが葉っぱも小さく、すぐに落葉します

 

こちらの品種は、塊根部のゴツゴツとした岩の様な部分と、トゲトゲした茎が複数伸びているコントラストが楽しめる塊根植物です!

 

アボニア属

 

こちらの品種は、とっくりの様なポテッとした塊根部をもち、そこから鱗が連なった様な形状の葉がいくつも生えてきます

こちらの品種もかっこいい独特な見た目が魅力的です

また、自生地は極度の乾燥地帯なため、湿度には弱く注意が必要です!

 

アボニア属・アルストニー

 

こちらの品種はアボニア属特有の葉がひしめく様に生えて、花も楽しめる品種です

5〜6月に葉っぱの先端に小さな花が咲き、こちらの品種は花がのものとがあります。

しかし、夕方の2〜3時間しか咲かないという面白い特性を持っていますので、蕾ができたら夕方観察してみましょう!

 

まとめ:塊根植物っていったいなんなの?

いかがだったでしょうか?

 

塊根植物、とっても美しく、魅力的でアーティスティックだったでしょう!?

たくさんの種類があり、専門店でしか扱っていない品種がほとんどですが

どの品種も数年もかけて店頭に並ぶ非常に価値の高いものが多いので

興味を持っていただいた方は専門店やネットでも見てみてくださいね!

 

観葉植物初心者の方にとっては少し難易度が高い植物ではありますが

しっかりと管理してあげれば、お花を楽しむことができ、数年・数十年と楽しむことができる植物ですので

是非挑戦してみてくださいね!

 

それではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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